不動産運用でも人気のある賃貸経営には、事前に知っておく必要があることが多数あります。
初期投資にも大きな額がかかりますので、知っておくべきことは事前に学んでおくことをお勧めします。
この記事では、そのなかでもトラブルが多い水回りから「浄化槽」についてご紹介します。
浄化槽とは?下水道との違いについて
浄化槽という言葉は知っていても、実際にはどのような場合に必要なものなのか、どういう機能のものなのかという詳細はあまり知られていません。
では、どんな役割があるものなのでしょうか。
水の流れには通常「上水道」「下水道」という2種類があります。
上水道は水栓をひねると出てくるきれいな水が通る道で、下水道は使用済みの汚水が通る道となります。
いずれも必要な水道ですが、下水道は地形やコストなどの問題からどの物件にも引けるものでもありません。
浄化槽とは、上記のように下水道(下水管)がひけない場合に設置するものです。
家庭内での使用済みの汚水・排水を槽の中で濾過などの処理をしたうえで、川に流すという環境にとって非常に大切な役割を果たしています。
実は浄化槽式の賃貸物件に入居する方にとっては、メリットとして決定的な下水道との違いがあります。
水道料金として支払うなかに、通常は上水道料金と下水道料金が含まれていますが、浄化槽が設置された賃貸物件では下水道を使用しないため下水道料金の支払いがありません。
水道料金は地域によって異なるため一概にはいえませんが、場合によっては上水道料金と同額に近くなることもあるようです。
よって入居者にとって水道料金の節約にもなるため、あえて浄化槽の賃貸物件を選ばれるケースがあり、人気物件となるようです。
管理や設置にかかるコストについて
人気物件になるのであれば、浄化槽式の賃貸経営をしたい!と考えてしまうものですが、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
結論からいうと、浄化槽は管理側にとって保守などの手間とコストがかかります。
まず浄化槽は環境に影響するものですので、定期的な管理が必要です。
保守点検は年間3回程度実施、清掃は年1回が必要とされています。
そのランニングコストは、清掃・点検費用で年間5万円程度とされています。
また、30〜40年が耐用年数といわれていますので、築年数が長い物件の場合は、すぐに交換の必要性が出てくる可能性もあります。
交換には50〜60万程度の費用が発生しますので、物件選びの場合は考慮しておきましょう。
なお、必ず発生する年間の管理コストは、家賃に組み込んでしまうケースも多いようです。
この先に賃貸物件の経営・管理を長く続けていくため、無理のない収支計画を立てて挑むようにしましょう。
まとめ
賃貸経営にお悩みの方や、これからしてみようかと思われている方には、コストや管理は今後を決める大きな問題にもなりかねません。
いざというときに焦らないように、普段から情報収集されることをお勧めします。
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