不動産売却を検討している方のなかには、売却益や税金についてよくわからないという方が多くいらっしゃると思います。
今回は、売却益の概要や税金、計算方法についてご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
不動産売却益とは?
売却益とは、不動産売却によって発生した利益のことで、売却価格から売却時にかかった費用を差し引いた差額分となります。
売却益には、不動産譲渡所得税がかかります。
不動産譲渡所得税とは、売却益に対する税金のことです。
不動産譲渡所得税は、所有期間が5年以下か5年超えかで税率が大きく変わるので、自分で売却益を計算する場合は注意が必要です。
また、不動産売却益がある場合もない場合も確定申告は必要になります。
売却益の確定申告の通知はこないので、忘れがちになってしまいます。
忘れてしまうとペナルティを課せられ税負担が大きくなる可能性があるため、2~3月の確定申告の時期になれば確認して税務署へ申告しましょう。
不動産売却益の計算方法
売却益の計算方法は、「売却益=売却価格-(取得費+譲渡費用)-特別控除」です。
売却価格とは、売却した際の建物価格や土地価格のことです。
取得費とは、建築費用や仲介手数料、設備費などのことを指します。
土地の場合は、それぞれの合計が取得費になりますが、建物の場合は、建物が経年劣化していくので、減価償却費が発生します。
減価償却費とは、経過期間に応じて減額した部分のことです。
減価償却費を含めて取得費を算出しないと、売却益が変わってしまう恐れがあるので、注意しましょう。
また、特別控除とはマイホームを売却したときに適用される3,000万円特別控除や買い替え特例など不動産売却で用いられる特例のことです。
特別控除には、それぞれ適用条件があります。
たとえば、建物や土地の買主が親族や夫婦といった関係でないことやマイホームであることが条件になります。
特別控除の適用条件に建物や土地が含まれていなければ、取得費や譲渡費用から引くことができません。
取得費や譲渡費用、特別控除を含めて売却益の計算方法を理解しておけば、納税額の目安が把握できるので、資金管理がしやすくなります。
まとめ
今回は、売却益の概要や税金、計算方法についてご紹介しました。
売却益に関する内容や税金、計算方法を理解するのは難しいと思います。
理解していれば不動産売却をスムーズに進められたり資金を管理しやすくなるため、ぜひご参考にしてみてください。
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