日本では、空き家が増え続けており社会問題としても取りあげられるようになりました。
他人事ではなくなり、現時点で所有している空き家の処遇についてお困りの方も増えてきています。
そこで今回は、空き家を放置するとどうなるのか?デメリットや売却の方法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
空き家を放置した場合のデメリットとは?
空き家を放置した場合、3つのデメリットがあるのでご説明します。
老朽化が進む
家というのは、人が住まなくなると老朽化がどんどん加速していき、最終的に朽ち果ててしまいます。
風がまったく通らず、木材を腐らせてしまうのが大きな要因となっています。
犯罪の温床
近年では、空き家を見つけた詐欺グループなどが拠点として使用することが確認されています。
空き家を放置すると、犯罪者に勝手に使われてしまう可能性もあり危険です。
近隣トラブル
空き家があるだけで、そのエリア全体の資産価値が下がると考えられています。
つまり、空き家を放置すると近隣の方にも良く思われなくなるのです。
さらに放置し朽ち果てていけば、見た目も悪いですし近隣トラブルを引き起こしかねない状態となります。
空き家を放置したら税金はどうなるのか?
家を所有すると税金がかかりますが、空き家になっても、もちろん税金はかかります。
居住者がいてもいなくても、不動産の所有により「固定資産税」と「都市計画税」がかかります。
特定空き家に指定されるとどうなる?
空き家法により、管理が不十分な空き家は「特定空き家」に指定されます。
すると、「固定資産税等の住宅用地特例」が適用されなくなり、減税の対象から外されてしまいます。
特例は6分の1の減税なので、適用されないと6倍もの税金になってしまうので注意が必要です。
空き家を放置せずに売却する方法とは?
空き家の売却方法は、大きく分けて2つあります。
古家付きで売却
築20年以上が経過している場合には、古家付きの土地として売却をするのが良いでしょう。
20年以上で価値がゼロになるので、中古物件として販売するよりも土地を主として売り出したほうが買い手は見つかりやすいです。
更地にして売却
空き家を解体し更地にしてから売却をすることもできます。
更地なので、買い手も見つかりやすいというメリットがあります。
劣化が激しい場合には、できるだけ早めに更地にしてしまうのが良いでしょう。
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まとめ
空き家を放置すると、さまざまなトラブルを引き起こす原因になりかねません。
もし空き家を所有してお困りであれば、まずは専門の不動産会社に相談をするのが良いでしょう。
放置を続けて売却できなくなるよりも、どう売却するかを考えてみましょう。
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