現在賃貸物件を経営されている方のなかには、1棟目の経営が順調で2棟目を持とうと考えている方もいるでしょう。
今回は、賃貸物件の運営及び管理について2棟目を持つことのメリットと管理に関するポイントを解説していきます。
是非参考にしてください。
賃貸物件の2棟目を管理する際のメリットは何かを解説
はじめにメリットに感じるポイントから解説していきます。
1. 相続するときの節税効果につながる
一般的に不動産は、現金を相続するよりも評価額が低くなっており、土地であれば80%、建物は60~70%で算出されます。
100%で計算されてしまう現金をそのまま相続するよりも、不動産として相続したほうが相続税を減らせます。
2. 家賃収入が増える
2棟目を所有することで、貸し出せる部屋数が増え、家賃収入の増加が見込めます。
ただし、メリットばかりをみて2棟目を検討するのは得策ではありません。
きちんと運用できるという状況で始めないと大きなリスクを負うことになるので慎重になってください。
賃貸物件の2棟目を管理する際のポイントを解説
次に2棟目を管理する際のポイントを解説していきます。
1. 1棟目とは違うエリアに所有する
賃貸物件を探している方は世の中にたくさんいるので、なるべく多くのエリアをカバーできたほうがメリットが大きいです。
1棟目があるエリアから少し離れた場所で運用するのも一つの手段です。
ただし、駅から離れすぎるなど利便性に乏しいエリアだと居住者が見つかりにくいので注意が必要です。
2. 2棟目を始める時期を見極める
2棟目を始めるのは、1棟目の経営が安定してきたころが狙い目です。
1棟目ですでに赤字経営の場合、2棟目を持ったとしても更なる負債を抱える可能性が高くなっています。
しっかりと経営のノウハウを学んだうえで、安定した運用ができていれば考えて良いかもしれません。
3. アパートローンの金利が安い時期を狙う
ローンの金利は世界情勢などによって常に変動します。
なるべく市場金利が下がっている時点で始めると融資をお得に受けられるでしょう。
ローンを組む際も、複数の銀行で比較して一番合ったものを選ぶことが一つのポイントです。
まとめ
賃貸物件の2棟目の管理は資金的余裕があるときと1棟目の経営状況がうまくいっているときに検討するようにしましょう。
相続の税金対策などを目的にして急に始めてしまうと、さまざまなリスクを負うことになります。
2棟目の管理が現在の経営状態にとってメリットになるようであれば、始めることを考えても良いタイミングと言えます。
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