賃貸物件を管理するうえで、バリューアップ工事は頭を悩ませる案件のひとつです。
「バリューアップ工事の必要性はわかっているが、いつ・どのようにおこなえば良いのか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、賃貸管理におけるバリューアップ工事とはなにか、バリューアップ工事の例とあわせてご紹介します。
賃貸管理において知っておきたい「バリューアップ工事」とは?
バリューアップ工事とは、賃貸物件の人気を向上させたり新しい価値をつけたりする工事のことです。
賃貸物件の価値は建てた直後がもっとも高く、経年とともに下がっていきます。
都心の駅近物件など特別な例がない限り、何らかの対策をしないと居住希望者が集まりにくくなり、空室期間も長くなりがちです。
賃貸物件の価値を保つための工事には原状回復工事がありますが、これは部屋を新築に近い状態に戻す工事になります。
一方、バリューアップ工事とは、今まで物件になかった価値を新たに付ける工事です。
そのため、居住希望者のニーズや費用対策効果を考えて工事内容を決めることが大切です。
たとえば、「不動産会社から家賃を値下げしないと借り手が付きにくいと言われたが、バリューアップ工事をおこなった結果、家賃を下げずに満室になった」となれば、費用対策効果は十分といえます。
賃貸管理におけるバリューアップ工事の具体例
バリューアップ工事にはさまざまな種類があります。
たとえば、エアコンを付けたり室内に洗濯機置き場を作ったりすると生活がしやすくなり、賃貸物件に新たな価値が生まれます。
しかし、バリューアップ工事はただお金をかけておこなえば良いというわけではありません。
高い費用をかけて豪華な設備を入れたり、おしゃれな内装にしたりしても、ニーズがなければ失敗です。
逆にお金をそれほどかけなくても、ニーズの高い設備をつければ、費用対策効果は十分にあげられます。
費用対策効果の高いバリューアップ工事の一例には、バリアフリー工事があります。
階段に手すりを付けたりエントランスのドアを自動ドアにしたりすることにより、幅広い年齢の方が暮らしやすくなるでしょう。
また、バリアフリー工事は自治体によっては補助金などが出ることもあります。
このほか、インターホンをモニター付きにしたり、扉の鍵を二重にしたりしてセキュリティをアップするバリューアップ工事も幅広い年代に需要があるでしょう。
まとめ
バリューアップ工事は、ただ設備などを豪華にすれば良いわけではありません。
管理している賃貸物件に必要だったり、ニーズが高かったりする工事を調べ、実施することが大切です。
バリューアップ工事についてそのほかご不明な点などがございましたら、ぜひ弊社までご相談ください。
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