賃貸物件に住んでいて、電気のブレーカーが頻繁に落ちるという悩みを持っている人は少なくないようです。
ここでは、ブレーカーが落ちる原因と対策方法についてお話していきます。
賃貸物件でもありがちなブレーカーが落ちる原因とは?
電子レンジと炊飯器を一緒に使っている時など、特にキッチンで調理をしている時にブレーカーが落ちるという経験をされた方は多いと思います。
そもそも、ブレーカーとは何なのでしょうか?
ブレーカーには、次の3つの種類があります。
●アンペアブレーカー…契約しているアンペアを超えて電気を使った時に作動する
●漏電ブレーカー…漏電を感知した時に作動する
●安全ブレーカー…電気の使いすぎを感知した時に作動する
主にキッチンなどで集中して家電製品を使っている時にブレーカーが落ちる場合、契約しているアンペア以上に電気を使っている等、電気の使いすぎが原因であることがほとんどです。
賃貸物件でできる!頻繁にブレーカーが落ちる時の対策とは?
では、頻繁にブレーカーが落ちる場合どうしたらいいのでしょうか?
キッチンでブレーカーが落ちる場合、どんな家電製品を使っていたかを思い出してみましょう。
炊飯器や電子レンジ、電気ポット、食器洗い洗浄機など、キッチンには家電製品がたくさんあります。
たとえばエアコンをつけている状態でこれらの家電製品を同時に使うと、ブレーカーが落ちる可能性が大きくなります。
キッチンで家電製品を使う時には、電子レンジと電気ポットは同時に使わないようにするなど、使うタイミングをずらすようにしましょう。
特に、安全ブレーカーは、機器に「キッチン」「浴室」「トイレ」などのように、電気をそれぞれどこへ送っているかが分かるように書いてあります。
落ちているブレーカーを見て、どの部屋で電気を使いすぎているか分かったら、その部屋の家電製品の使い方を見直すようにしましょう。
どうしても解消できない場合は、アンペア数を変えるという方法もあります。
賃貸の部屋でアンペア数を上げようと思ったら、まずはオーナーに相談する必要があります。
物件によっては使える電気の容量に上限がある場合があるため、必ず確認するようにしましょう。
オーナーの許可がおりたら、管轄の電力会社に連絡して、どれぐらい上げたいのか、費用はいくらぐらいかかるかを確認します。