賃貸物件のキッチンの天板をもっとスタイリッシュな天板に交換したい、などという理由で天板交換を考える人は少なくありません。
しかし、賃貸物件のキッチンの天板交換は本当にできるのでしょうか?
できるとしたらどんな方法で、どんな注意点があるのでしょうか?
今回はそれらについて解説します。
賃貸物件のキッチンの天板交換をするならどんな方法がおすすめ?
賃貸物件のキッチンの天板交換をしたいなら、まずはリフォーム業者に問い合わせるところから始めましょう。
DIYの腕に自信がある人なら「天板交換を自分でやる」という方法を考えることもあるかと思いますが、かなり難易度の高い作業となるため基本的にはDIYでの天板交換という方法はあまりおすすめできません。
天板には水漏れ防止のためにコーキング処理が施されていますが、「そのコーキングをきれいにはがしたうえで、天板交換した後にまたきれいにコーキング処理をする」という作業は素人にはなかなか難しいことなので、ヘタに手を出さないほうが賢明です。
キッチン関係のリフォームを数多く手がけている実績あるリフォーム業者に相談して、「退去時にはまた元に戻す必要があるがその時も頼めるか?」という点までしっかり確認したうえで依頼するという方法をとることをおすすめします。
賃貸物件のキッチンの天板交換をする際に知っておくべき注意点とは?
賃貸物件のキッチンの天板交換は、作業の質についてはプロにまかせておけば安心ですが、注意すべき点もあります。
第一の注意点として挙げられるのは「退去時の原状回復のために、元々あった天板は処分せず保管しておく必要がある」ということです。
退去時にはまた元の天板に戻す必要があります。
その際には、よほどDIYの腕が優れている人でないかぎり、また業者に依頼することになるという点も理解しておきましょう。
そしてもうひとつ、キッチンの天板交換について忘れてはいけない注意点があります。
それは「天板の傷みや割れなどが理由で天板交換をしたい場合は、まず管理会社や大家に相談する」ということです。
入居者がごく普通に使っているだけで天板の状態に問題が発生した場合、その交換費用は大家側が負担するのが原則ですが、入居者側が勝手に天板交換してしまうと、その天板の不具合の責任所在がわかりにくくなり、自費負担にさせられてしまうリスクも出てきます。