ちょっとしたポイントを押さえておくことで、売却額を上げることができる不動産の売却。
今回は、より賢くワンルームマンションを売却する方法についてご紹介していきます。
投資用ワンルームを売却する方法!まずは流れと注意点を確認
不動産投資用として所有しているワンルームマンションの売却は、売却損の出ないようにできるだけ賢くおこないたいものですよね。
そのためには、売却でお世話になる不動産会社と二人三脚になって、売却を検討している背景や希望する条件に合った売却方法を選んだうえで進めていくことが大切になります。
投資用の不動産を売却する際は、一般的に、下記のような流れで売却が進んでいくことになります。
●複数の不動産会社に物件の査定を依頼する
●媒介契約を結ぶ不動産会社を選定して契約を結ぶ
●物件の売り出し開始
●購入希望者の内覧対応など
●購入希望と売買契約を結ぶ
●物件を引き渡し、残金の支払いを受けた後、登記などの手続きを済ませ完了
投資用ワンルームの一般的な売却方法にかかる費用とは
所有している不動産の売却の際にかかる諸費用は、居住用と投資用で違いが出てきます。
居住用の場合は引っ越し費用などへの負担が大きくなりますが、投資用では下記のように手数料や税金などの諸費用がメインとなり、売却金額の5~10%程度の諸費用がかかると言われています。
●不動産仲介会社への仲介手数料
●住宅ローン返済にかかわる費用
●抵当権抹消の登記費用
●売買契約書の印紙税
●売却利益にかかる所得税や住民税などの税金
投資用ワンルームの賢い売却方法ではタイミングを見極めるのも大切
不動産投資では利回りの高いワンルームマンションですが、購入するタイミングはもちろん、売却するタイミングもしっかりと見極めたいですよね。
ポイントとなるのは、収支がマイナスになっているとき、住宅ローンの返済が計画通りにいっていないとき、減価償却費を計上できるメリットがなくなったときなど、自分にとってのマイナスが感じられるタイミングです。
また、景気が上向きになっているときなど、ワンルームマンションに限らずに不動産の売却価格が上がることが予想されるタイミングも、将来を見越したプラスの売却タイミングとしておすすめです。
いずれの場合も、住宅ローンで投資用のワンルームマンションを購入した場合は、しっかりとローン残債を確認しておくことが大切です。
最低希望売却額をはっきりさせておき、余裕を持って売却に必要な手続きや準備を進めて、スムーズな売却を目指しましょう。