近年、住みたいエリアに物件を見つけやすく、低コストで入手できる中古物件購入に注目が集まっています。
中古物件購入時はリフォームを考える方が多いですが、大切なのはその優先順位です。
今回は、住む前に床をリフォームするメリットや入居後でも間に合うリフォームについてフォーカスします。
中古物件購入を検討されている方は、ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
中古物件購入において住む前に床をリフォームするメリットをチェック
中古物件購入において住む前にリフォームしておきたいのが床です。
というのも、そのほうが総合的なコストを抑えられたり、快適に過ごせたりするメリットがあるため。
入居後に床をリフォームすると、規模によっては数日間、施工中の部屋が使えなくなることも…。
家具を動かしたり、場合によっては別で部屋や倉庫を借りたりしなければならず、余計な手間とコストがかかってしまいます。
特に、バリアフリーや床暖房の施工は大掛かりになるため、注意が必要です。
ほかにも、水回りは配管の劣化などを事前にチェックし、傷みがある場合は住む前のリフォームをおすすめします。
入居後に水漏れなどの大きなトラブルが起きる可能性を考慮しておきましょう。
中古物件購入なら床は住む前にリフォーム!入居後でも大丈夫な施工は?
さて、先述したとおり中古物件購入において床や水回りは住む前のリフォームがおすすめですが、入居後で大丈夫な施工もあります。
施工期間が半日から1日で完了する手軽なリフォームは、入居後にスケジュールを立てながら、少しずつ進めてよいでしょう。
具体的には、外構(エクステリア)や手すり、壁紙などの施工です。
特に手すりは、ほかの施工と併せてとりあえず設置してしまうと、高さが合わずに使い勝手が悪くなることも…。
そのため、入居後に必要な高さをチェックしてから設置しても遅くはありません。
ただし、将来的に設置しそうな場所(浴室やトイレなど)には、事前に下地を補強しておくとスムーズです。
壁紙の貼り替えは範囲が広いため、入居の前にリフォームしたほうがよい場合もあります。
ですが、小さな子どもがいる家庭では落書きなどですぐに汚れてしまうことが多いため、時期をみて貼り替えるのも一つの方法です。
入居後の施工でも間に合うリフォームは、家庭ごとに優先順位をつけて、無理のないよう進めていけるとよいですね。