日差したっぷりのサンルームで、リラックスタイムを過ごしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
戸建てを購入した後にサンルームの後付けを検討する方もいらっしゃいます。
しかしサンルームはメリットばかりでなく、デメリットもいくつか存在します。
この記事では、戸建て購入後にサンルームを後付けする場合のメリットやデメリット、また税金関係の情報などを説明していますので、ぜひ参考にしてください。
戸建て購入後にサンルームを後付けした際のメリット・デメリットとは
サンルームは洗濯物を干す際にその効果を大いに発揮します。
雨や雪の天候に関係なく洗濯物を干せるのは、主婦にとってありがたいことです。
また、テーブルと椅子を置いて、お茶を飲みながら読書などを楽しむ空間としても活用できます。
小さな子どもやペットが遊ぶ場所としても活用できるでしょう。
他にも、塩害に悩まされている地域などでは、鉢などをサンルーム内に置くことで植物を塩害から守れます。
また、サンルームがあることで外気と内気との間にワンクッション置かれ、隣接する部屋は断熱性が高まります。
そのためエアコンの効果が上がり、節約にもつながるでしょう。
デメリットとしては、まず、夏場は暑く、冬場は外部の空気の影響で冷えてしまうことがあげられます。
また、施工の際にエアコンの室外機や外構にあるエクステリアなどが邪魔になる場合があります。
その場合はサンルーム本体を加工しなくてはならず非常に手間です。
さらに、壁に釘などの部材を固定する際は、その周りをコーキング処理する必要があります。
このように邪魔な部分をカットするオーダーメイドの代金やコーキング処理により、高額になる可能性があるでしょう。
他にも、施工により本体の建物自体の保証が付かなくなってしまうことがあります。
これは、サンルームを設置する際、外壁に大きな穴を開けてビスを打ったり、ボルトをねじ込んだりする必要があるからです。
保証を無効にしてしまうかもしれないのは大きなデメリットと言えるでしょう。
戸建て購入後にサンルームを後付けした際の税金とは
法律では「屋根があり、壁やガラスで3方向囲まれていて、床から天井までの高さが1.5m以上の建物」が固定資産税の対象と定められており、サンルームはこれに当てはまります。
そのため、広さから考えればそれほど高額にはなりませんが、固定資産税は増税されます。
たとえば6畳程度であれば年間1万5千円から2万円程度のプラスになるでしょう。
また、施工により建ぺい率を超えると火災保険や地震保険などが下りない場合があるので、違反にならないように注意が必要です。