近年注目されている「カスタマイズ賃貸」とはなにかご存じですか。
空室管理リスクを削減できるということで、不動産管理をしている方は知っておきたい方法です。
今回はカスタマイズ賃貸とはなにか、またその注意点についてご説明します。
これから不動産管理を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産管理におけるカスタマイズ賃貸とはなにか
入居者の好みに合わせてカスタマイズできる賃貸物件のことを、カスタマイズ賃貸と言います。
カスタマイズ賃貸は、入居者の好みに合わせてリフォームができるため、自分らしい空間を楽しみたい方たちに人気です。
カスタマイズ賃貸は、オーダーメイドタイプとセレクトタイプの2種類に分けられます。
オーダーメイドタイプは、入居者の希望に合わせて間取りや設備の変更をしてくれるものです。
こだわりや趣味の空間を自由に作れるという魅力があります。
大掛かりなリフォーム工事が必要となるので、公示費用は入居者が負担することが多いです。
場合によっては管理側が負担することもあるので、確認しておいたほうが良いでしょう。
一方セレクトタイプは、あらかじめ指定された壁紙や床材、棚、照明器具などを選べるものです。
築年数によってオーナーが費用負担をすることが多く、管理会社でのサービスとして取り入れていることもあります。
賃貸物件でありながら、自分好みの部屋に住めるというのがカスタマイズ賃貸の魅力です。
海外ではスタンダードな管理方法ですが、日本ではまだまだ対応可能な物件が少ないので、競合との差別化を図ることができます。
不動産管理におけるカスタマイズ賃貸の注意点について
空室対策にも有効なカスタマイズ賃貸物件ですが、注意点も忘れてはいけません。
注意点としては、まず繁忙期を避けることが挙げられます。
部材を選べたりリフォームができたりすることが魅力のカスタマイズ物件ですが、繁忙期はたくさんの内見希望者が集まるので、入居者を決めることが優先です。
壁紙を変更するだけでも施工期間が必要なので、入居できない期間が長くなってしまいます。
そのままの状態でも入居者が決まる時期は、現状のまま貸し出したほうが良いでしょう。
ほかに、すべてを対応可能にしてしまうのも注意が必要です。
とくにオーダーメイドタイプの場合、工事可能範囲や原状回復などについては、入居者としっかり決めておきましょう。
契約時に話をしておかないと、退去時のトラブルの原因にもなります。
細かいことまでしっかり取り決めが必要です。
まとめ
海外では主流のカスタマイズ賃貸ですが、日本でも空室対策の一環として注目され始めています。
とくに若者の間で自由度の高い物件は人気です。
不動産管理を検討されている方は、空室対策としてカスタマイズ賃貸も検討してみてはいかがでしょうか。
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