マイホームを住宅ローンを利用して購入した場合、取得した物件には抵当権が付けられているのが一般的です。
そして、この抵当権は、ローンが払い終わったタイミングで適切に抹消手続きする必要があります。
この記事では抵当権抹消とはなにか、そして抹消しない場合のリスクと抹消手続きする際の流れについて解説します。
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抵当権抹消とは?
抵当権とは、金融機関がローン返済ができなくなるリスクを回避するために住宅に付ける(設定する)担保権です。
抵当権を設定するには法務局への登記申請が必要で、登記が完了すれば、登記事項証明書に債権者や債権の額が記録されます。
そして、抵当権抹消登記とは、その登記された担保権を解除する手続きをいいます。
抹消をおこなうタイミングは、ローンの支払いが終わったタイミングです。
抵当権は特定の債権を担保にするものであるため、ローンが終わって債務がなくなれば、速やかに担保を抹消する必要があります。
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抵当権抹消の手続きをしないとどうなる?
抵当権の対象であるローンが完済されると、債権者は、抵当権の抹消に必要となる書類を手交するのが一般的です。
もし、抹消していないと、不動産を売却する場合に速やかな取引ができなくなります。
売主は、物件を引き渡すまでに、抵当権の抹消手続きを完了させていなければなりません。
適切なタイミングで抹消していないと、抹消書類の準備に時間を要する場合があります。
債権者である金融機関が合併や統合などで名称が変更している場合、すでに手交されていた抹消書類が使用できず、必要書類をそろえにくくなるケースも想定されます。
取引をスムーズに進めるためにも、抹消できるタイミングで忘れずに抹消しておくのが重要です。
不動産取引のプロである司法書士との連携も検討し、適切に対処する必要があります。
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抵当権抹消手続きの流れ
抹消手続きする流れとして、まず必要書類の準備から始めます。
債権者である金融機関から準備してもらうのは、登記識別情報(または権利済証)と抵当権放棄(解除)証書です。
また、司法書士に依頼する際には委任状、場合によっては発行後3か月以内の資格証明書も必要です。
必要書類が準備できたら、次に、抹消登記を申請する管轄の法務局を確認します。
そして、法務局が確認できたら、最後に申請書などを作成して提出するのが抹消手続きの流れです。
手続きには専門的な知識が必要になるため、司法書士と連携して、正確に抹消ができるように注意する必要があります。
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まとめ
抵当権は、対象の債務がなくなれば抹消できる担保権であるため、抹消可能なタイミングで速やかに手続きを完了させるのが重要です。
抹消しないままでいると、売却が滞るリスクも生じます。
抵当権の性質を理解し、適切なタイミングで対応するようにしてください。
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